MetaMask(メタマスク)とはなんですか?
作り方や使い方を教えてください。
今回は上記のようなお悩みを解決します。
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Web3.0やNFTの世界では、さまざまな言葉やサービスが出てきて、凄まじい速度で成長しています。
その中で、MetaMask(メタマスク)という言葉を聞いたことはありませんか?
私もWeb3.0の世界に飛び込んだときは、わからない言葉が多すぎて、色々調べたり他の人に聞いたりして学んできました。
この記事を読むと、MetaMaskの作り方と使い方がわかるようになります。
MetaMaskを作ることにより、NFTの売買や、仮想通貨の送金や受信などができるようになります。
将来的には仮想通貨払いやその他の技術により便利な世の中になるので、今のうちに学んで先取りしておきましょう。
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MetaMask(メタマスク)とは
MetaMask(メタマスク)とは、ETH(イーサリアム)ブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットです。
仮想通貨ウォレットとは、現実世界の財布の役割と考えてください。
仮想通貨の送受信だけではなく、ETH(イーサリアム)ブロックチェーン上のNFTの保管もできます。
スマホのアプリとパソコンのブラウザがあり、登録することでいつでもどこでも仮想通貨の送金や受信ができます。
月間アクティブユーザー数も3,000万人を超えており、Web3.0やNFTを触る方なら持っておかなければならない必須の仮想通貨ウォレットです。
MetaMask(メタマスク)詳細
下記の表でMetaMaskの詳細を載せておきます。
名称 | MetaMask(メタマスク) |
サービス開始 | 2016年9月 |
主な機能 | 仮想通貨の購入 トークンの保管 トークンの送受信 ブロックチェーン基盤のサービスでの決済 仮想通貨のスワップ(交換) 仮想通貨のブリッジ(チェーンを跨ぐ) 仮想通貨の現金化(※日本在住者不可) |
対応チェーン | イーサリアム イーサリアムとのEVM互換性を持つブロックチェーン (Polygon, Avalancheなど) |
対応ブラウザ | Google Chrome Microsoft Edge Firefox Brave |
アプリの対応OS | iOS Android |
MetaMaskのメリット
続いて、MetaMaskのメリットを解説していきます。
ETH(イーサリアム)やその他トークンをウォレット内でまとめて管理することができる
使用用途ごとにウォレットを分けて管理できるのでとても便利です。(MetaMask内で複数のウォレットを作成できます)
今流行りのBCG(ブロックチェーンゲーム)で遊べる
MetaMaskを使って、今流行りのBCG(ブロックゲーム)で遊ぶことができます。
ブロックチェーンゲームとMetaMaskを接続することで、NFTの売買ができるようになります。
手数料を自由に設定する事ができる
ETH(イーサリアム)チェーン上でかかるガス代(手数料)を、自由に設定することができます。
時間のある時や、ガス代をかけたくないなという時は低速、早押しなどで他の人に負けないように瞬間的にガス代を高くすることもできます。
トークンのスワップができる
MetaMask内で、ETH(イーサリアム)を他のトークンに簡単にスワップする事ができます。
NFTでよく使うのが、オークションやオファーをかける時にETH (イーサリアム)→ WETH(ラップドイーサリアム)にスワップすることです。
MetaMask内ですぐに完結するのでとても便利です。
これはよく使うのでしっかりと覚えておいてください。
MetaMaskのデメリット
続いて、MetaMaskのデメリットを解説していきます。
ETH(イーサリアム)系以外の仮想通貨との互換性がない
MetaMaskではBNB、Polygon、AVAXなどが使えます。
それらの取り扱いはできますが、それ以外に関しては使うことができません。
あくまでETH(イーサリアム)に関連したもののみが扱えますのでご注意ください。
過去にハッキングされた事がある
2021年にハッカーによってハッキングされたことがあります。
脆弱性をついたとのことですが、MetaMaskを使う場合には安全を確認してから使うようにしてください。
また、シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵に関しては、第三者には決して漏らさず、紙に書き留めるなり安全な方法で管理してください。
対応しているブラウザが少ない
MetaMaskに現在対応しているブラウザはGoogleChrome、Firefox、Opera、Braveのみです。
今後増える可能性もありますので待ちましょう。
MetaMaskの作り方(スマホアプリ)
MetaMaskの作り方
※シークレットリカバリーフレーズに関しては決して知り合いや外部に漏らす事のないようにしてください。
リカバリーフレーズが外部に漏れる事により全ての権限が取られ、仮想通貨やNFTを勝手に移され(盗まれ)てしまいます。
またパソコンやスマホ内に保存するとハッキングを受けた際に同じくリカバリーフレーズを盗まれてしまいますので、オフライン上(紙に書く)に保管するようにしてください。
シークレットリカバリーフレーズは下記の記事で解説しています。
MetaMaskの使い方
続いて、MetaMaskの使い方を解説します。
- 仮想通貨取引所
の開設 - 仮想通貨取引所で仮想通貨を購入
- MetaMaskに仮想通貨を送金する
- 各種サービスに送金する
①仮想通貨取引所の開設
まず、仮想通貨取引所の開設をします。
海外仮想通貨取引所だと、ハッキングや倒産の可能性もありますので、安全な国内の仮想通貨取引所を使いましょう。
おすすめは以下の国内大手仮想通貨取引所です。
この3社に関しては、大手の会社が運営しておりますので、とても安心して取引をする事ができます。
②仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する
仮想通貨取引所の口座開設ができたら、仮想通貨を購入します。
例としてDMM Bitcoinでの仮想通貨の買い方を解説します。
DMM Bitcoinの使い方
公式のアプリにログインをし、STモードでの取引を選択します。
日本円が入金されたら購入する数量を入力すると購入する事ができます。
③MetaMaskに送金する
続いて、購入したETH(イーサリアム)をMetaMaskに送金します。
MetaMaskにアクセスし、MetaMaskの画面上部のウォレットアドレスをコピーします。
DMM Bitcoinの管理画面を選択して、イーサリアムの送付を行います。
この時に、ウォレットアドレスを登録できますので、先ほどコピーしたMetaMaskのウォレットアドレスをペーストして、アドレスを登録しましょう。
その後、イーサリアムの送金数量を入力して、手数料などを確認して問題がなければMetaMaskへ送金しましょう。
送金すると、MetaMaskにETH(イーサリアム)が送られます。
※始めは少額で送金のテストをしましょう。
少額の送金が大丈夫でしたら本送金をしましょう。
MetaMaskの送金方法は『MetaMaskの送金方法徹底解説』をご覧ください。
MetaMaskにETH(イーサリアム)チェーン以外を追加してみよう
ダウンロード直後のメタマスクには、ETH(イーサリアム)以外のトークンは表示されていません。
イーサリアム以外のERC-20トークンを追加登録する方法は以下の通りです。
①画面下の「トークンを追加」をクリック
②追加したいトークン名を検索して選択
③「トークンを追加」をクリック
意外と簡単にできますね。
MetaMaskにETH(イーサリアム)チェーン以外のネットワークを追加する方法
続いて、MetaMaskにETHチェーン以外のチェーンを追加する方法を解説します。
MetaMaskを開く
デバイスにインストールされたMetaMaskを起動します。
右上のアイコンをクリック
MetaMaskのウィンドウ右上にある、円形のアイコンをクリックします。これによりメニューが表示されます。
ネットワークの追加
メニューから「ネットワークを切り替える」または「ネットワークを追加する」オプションを選択します。これにより、「ネットワークの管理」または「ネットワークの追加」画面が開きます。
新しいネットワークの追加
「ネットワークの管理」または「ネットワークの追加」画面で、「新しいネットワークの追加」ボタンを見つけます。これをクリックして新しいネットワークの設定を開始します。
ネットワークの情報入力
新しいネットワークの詳細情報を入力します。
ネットワーク名
例えば、「Binance Smart Chain」など。
RPC URL
追加するネットワークのRPCエンドポイント。
例えば、Binance Smart Chainの場合は「https://bsc-dataseed.binance.org/」。
チェーンID
追加するネットワークのチェーンID。
例えば、Binance Smart Chainの場合は「56」。
保存
入力が完了したら、「ネットワークを保存」または「追加」ボタンをクリックして設定を保存します。
ネットワークの切り替え
MetaMaskのメイン画面で、右上のアイコンをクリックしてメニューを開き、「ネットワークを切り替える」から追加したネットワークを選択します。
これで他のチェーンがMetaMaskに追加され、そのネットワーク上でトークンの表示やトランザクションの確認が可能になります。
MetaMaskの復元方法
続いて、MetaMaskの復元手順を解説します。
MetaMaskを開く
デバイスにインストールされたMetaMaskを起動します。
右上のアイコンをクリック
MetaMaskのウィンドウ右上にある、円形のアイコンをクリックします。これによりメニューが表示されます。
設定にアクセス
メニューから「設定」オプションを選択します。これにより、MetaMaskの設定画面が開きます。
セキュリティとプライバシー
設定画面で、「セキュリティとプライバシー」などのセクションを見つけます。このセクションには、ウォレットのセキュリティ関連の設定が表示されます。
バックアップフレーズ
「シークレットバックアップフレーズ」または「シードフレーズ」を見つけます。これは以前に作成した12ワードまたは24ワードのフレーズです。セキュリティ上の理由から、このフレーズを他の人と共有しないようにしてください。
フレーズ入力
復元したいウォレットのバックアップフレーズを正確に入力します。各単語はスペースで区切られていることに注意してください。
復元プロセス
正確なフレーズを入力すると、MetaMaskは自動的に復元プロセスを開始します。しばらく待つと、以前のウォレットのデータが表示されるはずです。
MetaMaskに関するQ&A
MetaMaskに関するよくある質問を載せていきます。
- MetaMaskは誰でも使えるの?
-
MetaMaskは誰でも無料で使うことができます。
パソコンやスマホからご利用ください。
- シークレットリカバリーフレーズを求められたので入力したらNFTを全部盗まれてしまいました
-
これはSCAMと言って詐欺サイトに入ってしまった時になります。
こうなってしまうとNFTを取り返す事は実質不可能なので諦めるしかないです。
新しいウォレットを作ってNFTを楽しみましょう。
- NFTを取られてしまった後はどうすればいいの?
-
そのMetaMaskのウォレットは今後使えないので破棄し、別のブラウザで新しいMetaMaskのウォレットを作成するか、コールドウォレットを購入し、NFTや仮想通貨を移しましょう。
MetaMaskのまとめ
MetaMaskを作ることはこの記事の通りに行えば簡単にできますが、使い方や、その後の管理などは特に気をつけなければなりません。
シークレットリカバリーフレーズの流出はもちろんですが、仮想通貨やNFTを安全に管理するためにコールドウォレットの購入をおすすめいたします。
■MetaMask
・MetaMask始め方
・MetaMask送金方法
・シークレットリカバリーフレーズと秘密鍵