「マネオペは詐欺会社！」インスタからのPR案件で騙される手口を大公開

InstagramやX、TikTokなどで、

などのメッセージが来ることがあります。

初めて見ると「本当のお仕事かも？」と思ってしまいますが、実はこれを使った詐欺がとても増えています。

メッセージの人は、あなたを「マネオペ」というサイトに誘導し、そこで「口座が凍結しました」「同じ金額を振り込めば解除できます」

と言って、お金を騙し取ろうとします。

本当の会社はこんなことは絶対に言いません。

誰でも騙されやすい手口なので、知らない人からのDMには気をつけましょう。

SNSに届く“PRのお仕事DM”からマネオペ詐欺への誘導はこうだ！

SNSで、

というメッセージが来ると、少し嬉しく感じますよね。

でも、このDMの中には、あなたを騙すためのものが混ざっています。

まずはSNSで優しい言葉のDMが届く

本物の企業はSNSの個人DMだけで仕事を依頼することはありません。

マネオペというサイトへ誘導される

DMの相手は、「ここでお金を管理します」「報酬はマネオペに振り込みました」と説明し、あなたを「マネオペ」というサイトに登録させようとします。

ここが詐欺の入口です。

突然『口座が凍結しました』と言われる

登録すると、急にこんな表示が出ます。

もちろん全部ウソです。

『口座凍結を解除するため、同じ金額を振り込んでください』と言われる

これは完全に詐欺です。

銀行や本物の会社が、こんなお願いをすることは 100%ありません。

お金を振り込むと、

など、被害が大きくなるだけです。

マネオペ詐欺の特徴と、見抜き方をやさしく説明します

この詐欺は、誰でも騙されやすいように作られています。

でも特徴を知っておけば、防ぐことができます。

本物の会社が言わない言葉を平気で使う

詐欺のDMでは、こんな言葉をよく使います。

でも、本物の銀行や企業はこんなこと絶対に言いません。

DMの送り主と企業名が一致しない

詐欺師は、本物の企業名を勝手に使いますが、

という特徴があります。

本物の企業がこんなアカウントを使うことはありません。

すぐにLINEや別サイトに誘導しようとする

詐欺の人は、最初のDMでこう言います。

こうして、あなたを安全でないサイト（マネオペなど）に誘導します。

危ない誘導は、最初のDMでほぼ分かります。

返事がとても速く、やたら優しい

詐欺師はあなたに安心してほしいので、返事が速くて丁寧です。

でもその中に、

など、違和感が混ざっています。

お金の話が急に出てくるようになる

最初は「PRお願い」「簡単な仕事」など優しい雰囲気なのに、途中から急にお金の話をします。

ここまで来たら、もう完全に詐欺です。

もし詐欺かも？と思ったときの安全な行動！マネオペは詐欺でした

少しでも「あれ？」と思ったら、次のことをしてください。

これはとても大事です。

絶対にお金を振り込まない

1円でも振り込むと、「この人は払ってくれる」と思われ、さらに要求が来ます。

身分証や個人情報を送らない

これらを送ると、悪用される危険があります。

DMの相手とは連絡を切る

ブロックでOKです。

相手に「わかった」と返事をする必要はありません。

家族・友達・第三者に相談する

自分だけで判断すると不安になります。

誰かに見せることで、危険かどうかすぐに分かります。

本当に危ないと思ったら専門窓口へ相談

これらの機関は無料で相談できます。

まとめ｜“PR依頼DM→LINE→マネオペ→口座凍結”は全部詐欺です

最後に、一番覚えてほしいことがあります。

SNSのDMで来るPR依頼は、ほとんどが本物ではありません。

そして、

これらを言ってきたら100％詐欺です。

怖い言葉で急がせるのは、だますための作戦なので、

落ち着いて無視しましょう。

マネオペの詐欺で騙されないためのチェックリスト

SNSのDMが本物かどうかを見分けるために、とてもシンプルな「チェックリスト」を作りました。

1つでも当てはまったら、そのDMは危険です。

このDM、あやしい？ 4つのチェックポイント

① 本物の会社なのに、個人アカウントからDMが来ている

企業なのに

こんなのはありえません。

② すぐにLINE・URLに飛ばそうとする

と、すぐ別の場所に連れていこうとしたら危険です。

③ 仕事なのに、仕事内容をほとんど説明しない

本物の企業がPRを頼むときは、

を必ず説明します。

何も説明しないDMは、ほぼ詐欺です。

④ お金の話が急に出てきたら100％アウト

突然、

などと言ってきたら即ブロックしましょう。

本物の会社はそんなこと絶対に言いません。

もし、マネオペの詐欺に引っかかり振り込んでしまったら…すぐにやること

詐欺だと知らずに振り込んでしまっても、

できる対処法があります。

落ち着いて以下の手順をしてください。

① 追加でお金を絶対に払わない

詐欺師は「あと少しです」「もうすぐ解除できます」と言ってきますが、これはあなたからもっとお金をとるための言い訳です。

どんな理由を言われても、二度と払わないこと。

② 相手とのやり取りを全部スクショする

これらを写真に残します。

あとで警察や相談窓口に出す大事な証拠になります。

③ 銀行に連絡して「詐欺の可能性がある」と伝える

銀行の窓口や電話で相談すると、

などを教えてくれます。

銀行はこういう相談に慣れていますので、恥ずかしがらずに連絡して大丈夫です。

④ 警察の「サイバー犯罪相談」に連絡する

警察には、ネットの詐欺を相談する専門窓口があります。

あなたが被害にあっていることを伝えるだけでOKです。

「お金は返ってきますか？」と聞かれると思いますが、返金されるかどうかはケースによって変わります。

それでも、被害を出す人を減らすために、相談はとても大切です。

⑤ 一人で抱えず、家族や信頼できる人に話す

詐欺にあったと話すのは勇気がいります。

でも、家族や友達に話すだけで気持ちが楽になりますし、次にどうすべきかアドバイスももらえます。

一人で悩む必要はありません。

今後、マネオペと同様の詐欺に遭わないためのマイルール

最後に、だれでも守れる「かんたん3つのルール」を書きます。

① SNSのDMの仕事依頼は、ほぼウソと思っておく

本物の企業はDMではなく、メールで依頼してきます。

だから、DMでの仕事話は疑ってOKです。

② お金の話が出たらすぐに距離を置く

この言葉が出たら、必ず詐欺です。

③ 不安なときは、誰かに相談するクセをつける

ちょっとでも「これ大丈夫？」と思ったら、誰かに見せて意見を聞きましょう。

人に見せた瞬間、詐欺だと気づくことが多いです。

まとめ｜SNSの“PR案件DM→LINE→マネオペ誘導→口座凍結”は全て詐欺です

あなたをだます人は、あなたが「知らない」「不安」と思っている気持ちにつけこみます。

でも、今日この知識を知ったことで、同じ詐欺にひっかかる心配はもうありません。